東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

ジュビリー九州は地震津波及び原発被害地域の一日も早い復興を願い、各運営委員も支援の取り組みを行っています。そのためジュビリー九州の活動が遅延しておりますが、皆様のご理解をいただければ幸いです。
一方で債務問題を巡る状況は先進国・途上国を問わず深刻化しており、他団体とも連携しながら情報発信を進めています。今後も引き続きご支援のほど宜しくお願いいたします。

2011年10月22日土曜日

CADTMパキスタン、債務監査委員会に不当な債務の割り出しを求める

債務の支払停止を:資金を洪水被害者とデング熱患者へ
債務・IFIsに対する国際アクションウィーク

ラホール:「債務はパキスタンの重圧になり続けており、貧困と不正義の終わりなき連鎖から抜け出す道を塞いでいます。パキスタンはIMFとのスタンドバイ取極(SBA)契約を終了していますが、未だ難局を乗り越えてはいません。債務の状況はますます深刻なものになっています。パキスタンの通貨が対米ドルで下落したために、公的債務の額はわずか2011年7月1日から現在までの間に1200億ルピー(13.8億米ドル)も増大しました。パキスタンの公的債務は11兆ルピー(1260億米ドル)に上り、それは4兆5千億ルピー(518億米ドル)の対外債務と6兆5千億ルピー(748億米ドル)の国内債務によって構成されています。憲法により保護される包括的な政府および第三者の債務監査委員会は、パキスタンの対外債務のうち不当な契約を判別し、その状況に対処するための方法と手段を提示するために時間を必要をしています。」

2011年10月5日水曜日

債務および多国籍金融機関(IFIs)に対抗するグローバル・アクション・ウィーク2011

債務という仕組みが、世界中の人々の生活に破壊的な打撃を与え続けています。南の国々に住む人々は、国家の財政負債が引き起こす大きな影響に日々さらされており、債務の危機や主に資本集中による異常な利益追求が進むに連れ、「救済」とはほど遠い状態に置かれています。また、彼らは、一連の世界的危機への誤った解決法が繰り返される一方で、支払われることのない、歴史的、社会的、生態学的、気候的債務の重荷が増えることに耐え続けているのです。